OCRReader ユーザーマニュアル

Windows 標準 OCR を活用した高速テキスト抽出ツール

OCRReader をダウンロード

バージョン 1.0 | Windows 10/11 対応 | 完全無料

ChatAI と連携して業務自動化

📖 OCRReader とは?

OCRReader は、画像ファイルからテキストを抽出する Windows 向けコマンドラインツールです。Windows 10/11 に標準搭載されている高精度な OCR エンジンを活用し、日本語・英語の文字認識を高速に実行します。

高速処理

Windows 標準 OCR で素早くテキスト化

🇯🇵

日本語対応

日本語・英語の高精度認識

📄

JSON 出力

座標情報付きで構造化データとして保存

🔄

ChatAI 連携

AI と組み合わせて業務自動化

💾 インストール方法

  1. ダウンロード
    上部の「OCRReader をダウンロード」ボタンから ocrreader.zip をダウンロード
  2. 解凍
    ダウンロードした ocrreader.zip を任意のフォルダに解凍
  3. 完了
    OcrReader.exe が使用可能になります。追加のインストールは不要です。
注意: Windows 10 バージョン 1903 以降、または Windows 11 が必要です。OCR エンジンは Windows 標準機能を使用します。

🚀 基本的な使い方

起動方法

OcrReader.exe [画像ファイルパス]

使用例 1: 単純な OCR 実行

REM document.png を OCR 処理 OcrReader.exe document.png 画像を読み込みました: document.png OCR エンジン: 日本語 OCR 結果を出力しました: document.json 検出されたテキスト行数: 42

使用例 2: 絶対パス指定

REM 絶対パスでも使用可能 OcrReader.exe C:\Documents\invoice.png

使用例 3: バッチ処理で複数画像を処理

@echo off REM フォルダ内のすべての PNG ファイルを処理 for %%f in (*.png) do ( echo 処理中: %%f OcrReader.exe "%%f" ) echo すべての画像の処理が完了しました

出力される JSON の構造

{ "Text": "画像全体から抽出されたテキスト", "TextAngle": 0, "Lines": [ { "Text": "1行目のテキスト", "Words": [ { "Text": "単語", "BoundingRect": { "X": 100, "Y": 50, "Width": 80, "Height": 30 } } ] } ] }

🖼️ 対応画像形式

形式 拡張子 推奨用途
PNG .png スクリーンショット、テキスト画像
JPEG .jpg, .jpeg 写真、スキャン画像
BMP .bmp Windows ペイント画像
TIFF .tif, .tiff 高品質スキャン画像
ヒント: OCR 精度を向上させるには、高解像度(300 DPI 以上)で、コントラストが明瞭な画像を使用してください。

🔗 ChatAI と連携して業務を自動化

OCRReader で抽出したテキストを ChatAI で解析・構造化できます

ChatAI のマニュアルを見る →

実践例: 請求書を OCR → AI で CSV 化

@echo off chcp 65001 >nul REM ステップ 1: OCR で請求書画像を読み取り OcrReader.exe invoice.png REM ステップ 2: プロンプトファイルを生成(指示 + OCR データ) ( echo 以下はOCRで読み取った請求書のJSONデータです。 echo このデータから以下の情報を抽出し、CSV形式で出力してください: echo 発行日,請求番号,請求元会社名,請求先会社名,小計,消費税,合計金額 echo. echo ※ヘッダー行も含めてください echo ※CSVデータのみを出力してください echo. echo OCRデータ: type invoice.json ) > prompt.txt REM ステップ 3: ChatAI で解析 ChatAI.exe prompt.txt result.json REM ステップ 4: 結果を CSV ファイルに抽出 powershell -Command "$json = Get-Content result.json -Raw | ConvertFrom-Json; $json.generated_text | Out-File -Encoding UTF8 'invoice.csv'" echo 処理完了: invoice.csv を確認してください pause

この例で実現できること

❓ よくある質問

Q: インターネット接続は必要ですか?

A: いいえ。OCRReader は Windows 標準機能を使用するため、オフラインで動作します。

Q: 認識精度はどのくらいですか?

A: Windows 標準 OCR エンジンの精度に依存します。明瞭な印刷文字であれば 95% 以上の精度が期待できます。

Q: 手書き文字は認識できますか?

A: 手書き文字の認識精度は印刷文字より低くなります。楷書で丁寧に書かれた文字であれば、ある程度認識可能です。

Q: PDF ファイルは処理できますか?

A: 直接は対応していません。PDF を画像形式(PNG/JPEG)に変換してから処理してください。

Q: 認識言語を変更できますか?

A: 現在は日本語モードで固定されています。日本語と英語が混在したテキストも認識可能です。

Q: 料金はかかりますか?

A: OCRReader は完全無料です。回数制限もありません。

🔧 トラブルシューティング

問題: 「画像ファイルが見つかりません」エラー

解決策:
  • ファイルパスが正しいか確認してください
  • ファイル名にスペースが含まれる場合は、ダブルクォートで囲んでください
  • 対応している画像形式か確認してください(PNG, JPEG, BMP, TIFF)

問題: OCR の精度が低い

解決策:
  • 画像解像度を 300 DPI 以上に上げてください
  • 画像のコントラストを調整してください(文字を濃く、背景を明るく)
  • 画像が傾いている場合は、事前に回転補正してください
  • ぼやけている場合は、シャープネス処理を適用してください

問題: JSON ファイルが出力されない

解決策:
  • 書き込み権限のあるフォルダで実行してください
  • ディスク容量が十分にあるか確認してください
  • 他のプロセスが同名ファイルを開いていないか確認してください

問題: 日本語が文字化けする

解決策:
  • コマンドプロンプトで chcp 65001 を実行してから使用してください
  • 出力された JSON ファイルは UTF-8 エンコーディングで開いてください

📋 技術仕様

項目 仕様
対応 OS Windows 10 (1903以降) / Windows 11
実行環境 ランタイム不要(単一実行ファイル)
ファイルサイズ 約 40 MB
OCR エンジン Windows.Media.Ocr(Windows 標準)
認識言語 日本語(英語も同時認識可能)
入力形式 PNG, JPEG, BMP, TIFF
出力形式 JSON(UTF-8)
処理速度 約 1〜3 秒/画像(解像度依存)
料金 完全無料・回数制限なし

💡 活用例

📝 名刺管理の自動化

名刺を撮影 → OCR → ChatAI で氏名・会社名・電話番号を抽出 → CSV で管理

📋 議事録のデジタル化

手書き議事録をスキャン → OCR → テキストデータとして保存

🧾 レシート管理

レシート撮影 → OCR → ChatAI で日付・金額・店名を抽出 → 家計簿アプリに連携

📚 書籍のテキスト化

書籍ページを撮影 → OCR → テキストファイルとして保存

🏢 請求書処理の自動化

請求書スキャン → OCR → ChatAI で必要項目を抽出 → 会計ソフトに取り込み