自然言語によるデータ操作と業務アプリの進化

どのような業種でも、おそらくほとんどの会社で会計システムを使っているのではないだろうか。

会社の業務のなかで、会計業務がもっともシステム化しやすいのではないかと思うが、それ以外に物流、購買など、さまざまな業務でシステム化が行われていると思う。

私は、こういった業務アプリの開発にこれまで数多く携わってきたが、どのような業務データにおいても、基本的にはアプリの UI はみな、同じようなものばかりである。
ユーザーが検索した条件に合致するデータが表形式で表示され、個別ウィンドウによる新規データの追加と既存データの編集、表形式に表示されているデータを選択して削除、等。
これらはあまりにも定番スタイルのため、初めてシステムを使う人でも使い方に迷うことはない。

とはいえ、AI 化社会においては、そろそろこの UI も根本的に変わるかも知れない。

たとえば、会社の経営層は、自分がみたいデータをわざわざ業務アプリを起動して自分で見るだろうか。

「今月の営業部の売り上げデータを課ごとにまとめてエクセルに出力して今日中にメールで送れ」

と、経理部の誰かにいうだけだろう。
(BI システムを使っていれば、経営層は自分たちで欲しいデータを勝手に取得して見ているかも知れない)
↑ビジネス・インテリジェンス

AI 化社会におけるもっとも簡単でわかりやすい UI は、やはり、

「今月の部署ごとの売り上げデータをエクセルにまとめてもってこい」

と言うだけだろう。
つまり、自然言語でのコマンドである。

これを AI が解釈し、さまざまなデータ処理を行うようになる。
もはや、上記の定番スタイルも必要ない。

ということで、自然言語によるデータ操作を行うサンプルを作ってみた。

AI Database Sample - 顧客管理システム
https://ikachi.org/ai_db/

ページ上部では、定番スタイルでのデータ操作ができる。
ページ下部では、自然言語によるデータ操作ができる。

究極、すべての業務アプリは対話型の UI にしてしまえば良いのではないか。
・・・極端すぎるかw
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