とにかく API をつくれ の続き

昨日のブログの続き。

API を使った戦略として思いつくのは、Twitter である。
Twitter が公開された当初、旧 Twitter 社は、さまざまな API を無料で提供していた。
Twitter 社が開発したアプリ以外でも、さまざまなアプリからツイートを表示することができた。
フォローやフォロー解除なども Twitter 社のアプリを介さずに行えた。
そのため、Twitter と同じツイートを表示することができ、Twitter と同じ機能を持った別 UI のアプリを自社開発できたのである。

当時、Twitter API を使ったアプリは数多く存在した。
私も、フォロワー数管理アプリを開発して公開していた。

ところが Twitter 社は、Twitter が人気サービスとして定着したら、今までの無料で多機能の Twitter API の公開を停止したのである。
当然のことながら、ツイートをみたり、フォロワー管理のためには Twitter を開かなくてはならなくなった。

これにより、多くの Twitter API を使ったアプリが消滅した。
非常に多くのエンジニアのブログにて、Twitter 社を非難する記事が掲載された。
私も当時使っていた Yahoo! ブログにて、Twitter 社を非難する記事を掲載した記憶がある。
「Twitter 社は、これまで一緒に開発してきた仲間を突然背後から刺し、手柄を独り占めした」
のような文章を書いたはずだ。

しかし、Twitter というサービスを広めるための当然の戦略ではある。
ポール・グレアムの「とにかく API をつくれ」という言葉も、まさにこの戦略を指しているのだろう。
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